「思い出の味」 - 香港で食べた謎の蛇スープ (お題スロット)

お題「思い出の味」

2011年の年明けに香港にいたのだが、そこで食べた蛇スープが忘れられない。

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2010〜2011年、諸事情で年越しを香港で迎えた。
そのとき宿泊していたのは「尖沙咀」や「旺角」などの九龍地区の中心街でもなく、「中環」や「銅鑼湾」などの香港島中心地でもなく、「荃灣(チュンワン)」という郊外の、「新界地区」と呼ばれる場所だった。

その「荃灣」に蛇スープのうまい店があるとのことで連れて行ってもらった。
ちょいと小汚い、小さな店である。夕食にはちょっと早い時間だったためか客がほぼいなかった。
蛇スープ一杯頼むほどの広東語力がないので注文や会計は同行者にすべて任せっきりにしていた。なのでどのくらいのサイズでいくら払ったかなんかは覚えてない。

それで、出されたものがこれ。てんこ盛りの蛇スープである。

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温かく、とろっとしたスープ。スープの味付けは日本人にも合うと思う。ついつい生姜のすりおろしをドバドバかけたくなるほど。スープにはとろみがついているおかげで体の芯から温まる。薬膳も入っているので体に良い。
中に入っている蛇は鶏肉みたいであっさりしていて美味しい。その気になれば何杯でもイケる。

肝心の店の場所であるが、申し訳ないがどこだかわからない。行った店の外観を写真に収めるのを忘れたため、当時のおぼろげな記憶を頼りに記載している。
が、再度調べてみたらおそらくここではなかろうか?という場所があったので紹介する。(中国語)

www.openrice.com


「蛇王如蛇店」ここのはずだ。すごい名前である。
外観はこんな感じだったか覚えていないが、レンゲの模様とか、メニュー表記(そういえば縦書きの紙が赤い壁に貼ってあった!)がまさにこれ。
一応来年の夏頃香港へ行く予定なので、真偽のほどを確かめてくるとする。
グーグル先生に聞いた結果からもう一件蛇料理を食べさせてくれる店を見つけたが、そこは綺麗なレストラン。わたしが行った店は小汚い、ちっさい店だったので絶対違う。

もしここで蛇スープを食べることになった場合(そうでなくても?)、今後困らぬようにわたくしアヘラからの小ネタを提供しておく。
まず「蛇湯」と「蛇羹」、一体何が違うねん!という話。「蛇湯」はさらっとしたスープ。ま、味噌汁などよくある汁物の粘度。これに対して「蛇羹」は片栗粉などでとろみをつけたスープのこと。わたしが食べた写真のものは「蛇羹」の方。
また、大きさについて。「大」と「細」があるが、それぞれ大きいか小さいか、ということ。
付け加えると、「湯」というのは中国語で「スープ」を意味する。広東語・普通話共通。

もし最悪わからなかったら指差しで良いだろう。ちなみにここは英語は通じなかったはずだが、勇気を持って広東語を話してみるのも良いだろう。大丈夫、たとえ下手くそであってもきっと香港人は許してもらえるはずだ。多分…。
香港は英語を話す人間が多いが(英語だけで生活も可能なレベル)、飲茶屋などローカルフード店は軒並み通じないと思っておいた方が良い。

余談だが、「荃灣」から「尖沙咀」へのアクセスは地下鉄荃灣線という赤い路線に乗って一本で行ける。「荃灣」は始発なので座って行ける。
荃灣の駅周りには百貨店はじめありとあらゆる店がたくさんあり意外と不便ではないが、香港に慣れていなかったり、旅行中現地ツアーしか参加しなかったりするのであれば宿泊は中心街をオススメしたい。

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※地下鉄荃灣線荃灣駅ホームでの駅名表示。ちなみに車内は飲食禁止。

蛇王如蛇店