パニック障害で苦しむあなたへ、ちょっとしたおまじない。〜パニック障害経験者より〜

お題「どうしても言いたい!」

ちょっと今日は真面目な話…。

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 Sexy Zoneの松島さんという方がパニック障害で芸能活動を一時休止する、というニュースが流れていた。
別にわたしはSexy Zoneをはじめジャニーズファンでもないし、松島さんという方の顔すらわからないのだが、「パニック障害」とあってちょっと黙っていられなくなった。

実はわたし自身、10年前にパニック障害を患っている。パニック障害と併せて強迫神経症、さらにはうつ病まで発症した。働くことができなくなり会社を半年間ドロップアウトした経験がある。
というより、正確に言うと最初に強迫性障害が見つかり、ほどなくして「うつ状態」と診断されてから実はパニック障害も発症していることが発覚した、と言ったほうが適切かもしれない。

パニック障害について詳しいことはインターネットで調べていただければ良いのだけど、簡単に言えば突然心臓がバクバクし出し、吐き気やめまい、発汗や震えなどが起こる。しばらくすると症状は治る。心臓の検査をしても異常なし、つまり心臓の病気ではないのだ。
わたし自身も電車に乗っていて急に動悸、吐き気、震えが起こりいてもたってもいられない状態になったことが幾度もある。発作が起こるたび「このまま死んでしまうのでは」という不安が頭の中をよぎった。

またちょうどこの頃祖母が亡くなったあとの時期だったのだが、母親が伯母(母親からすれば義理の姉になる)と犬猿の仲でしょっちゅう喧嘩をしていた。そのたびに電話で別の親戚に愚痴っていたのだがこの会話を聞くだけでもパニック障害を起こしていた。
更に辛かったのが、妹からはパニック障害はまったく理解されず、「頼むからあたしがいるときにパニックにならないでよ」なんて心無い言葉を投げかけられたショックもあり余計にひどくなっていた。そりゃ、パニック障害を起こしたことがない人間にとっちゃ理解ができないだろう。仕方のないことだが…。

今はわたし自身、おかげさまでパニック障害もうつ状態も寛解している。強迫性障害については残念ながら多少まだ具合がよろしくないが、薬を飲まなくても平気なので「ま、ここはひとつ付き合ってやるかね♪」的なノリで毎日生きている。
寛解まで10年かかった。長かった!途中数回再発したけど、一応今は病気くんは姿を消してくれているのでまずは一安心。

パニック障害を少しでも和らげる方法をここで伝授しておこうと思う。かつて重度のパニック障害だったときに臨床心理士から言われたことだ。
外出時にはペットボトルの水(またはお茶)と少量のお菓子をカバンに忍ばせておくと良い。ほんの少しずつでよいので、水分補給をチマチマしておくとぐっと楽になる。
もし発作が起こってしまったら無理せずしゃがむなり座るなりすること。水分補給をして甘いお菓子をひとつまみするとぐっと気分が落ち着く。甘いものが苦手ならば甘くないお菓子でもなんでも食べればよい。
あとは…強いて言えば、発作が起こってしまった日には横になる時間をいつも以上に作ること。iPodなどで音楽を聴いたりラジオを聴いたりするのもオススメ。逆にテレビ、パソコン、スマホなど視覚を伴うものは避けるほうがよい。

ま、簡単にいえば水とお菓子はお守りみたいなもんだ。ただこれは「薬」ではないのでこの方法でパニック障害を治すのは到底不可能。薬であったり治療であったり、そういうことは主治医や臨床心理士と相談しながら少しずつ治していくしかない。

パニック障害で苦しむ人が少しでもラクになれたら、と思って情報共有まで。
強迫性障害やうつについてはまたの機会にでも書こうと思う。